2級建築士受験講座講師のブログ

二級建築士試験受験講座で製図対策の講師をやっています。

二級製図試験分析 3 外形の分析 これは総2階かも。

分析3 外形の分析 これは総2階かも

 

令和元年の二級建築士製図試験を独自分析中です。

私の私的見解によるものですご理解いただけますようお願いいたします。

連載の最後に私独自のモデルプランを掲載します。

 

ここで、外形の分析

今回は既存樹木がとってもとっても邪魔でした。

 

そして、車2台、スロープ、バーベキューのできるテラスが要求

木をよけて、外部施設の配置を見込んで外形を形取ってみます。

 

おや?

無理のない程度の外形を見込み配置してみると。

なんと、要求面積上限のほぼ半分です。

 

これは、木造としては久しぶりの、総2階かも。

2階の要求室を見ると。

2階リビングというあまり出題に見かけないものが入っています。

フリースペースとか談話スペースで休憩用の椅子やミニキッチンがあったり、

パソコンスペースが2階のホールにあったことはありましたが、

要求室名は「居間(B)」です。

居間となると、少しばかりしっかりした広さをイメージしてしまいます。

 

既存樹木を望む様な位置取りが出来たらうれしいです。

そうなると南面したい。

 

2階が大きくなりそうな予感がここにもあります。

 

総2階だとちょっと難しいのが2階の屋根形状。

受験生の皆さんのハードルのひとつになりそうな予感です。

 

ところで2階の居間(B)はコーナーやホールでも良いとなっています。

 

コーナーやホール。となると

通過空間でも良いこと。

開放的で、必ずしも建具や壁で間仕切られていなくて良いこと。

ホール的な意味では、階段動線との連動がイメージできること。

そんなイメージでプランしてみます。

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