2級建築士受験講座講師のブログ

二級建築士試験受験講座で製図対策の講師をやっています。

2級製図試験とバルコニー

2級建築士の製図試験でバルコニーが要求されたことはないんですよね。

 

コスモでは今回の課題(8)でバルコニーを演習します。

 

これまで、二級建築士の設計製図では、

バルコニーが要求されたことがありません。

 

そこには、想像できる理由が・・?

ひとつは、実務になったらアルミ柱建てを外付けすれば済む話だから。

もしくは、持ち出しバルコニーだって、

胴差を補強してアルミ製品を付けるって考えることが出来る。

そうすると、木造じゃ無い部分ってことに?

 

なので。

バルコニーと言っても外付け柱建てのアルミバルコニーってことでは無く。

1階の屋根の一部を使うようなものとして。

 

どうなんだろうと考えた時。

 

まずは多分、防水

木造床の2階床の一部、階下に居室がある場合。

上を常に人が歩いて構造を揺らしちゃうイメージもある。

防水上の心配は絶対に付きまといます。

 

 

でも、防水の技術も製品もどんどん向上していて、

現実に施工されているものもあります。

 

そうなると、そのうちに

出題に含まれてくる可能性はゼロではないかも。

 

外壁だって「乾式工法」とかを出題する時代です。

 

そういう思いで、一度だけバルコニーを練習します。

ちょっと、やっておきましょー。

 

同様にRCの時は「外階段やっといたら出た」件もありますし。

 

ちなみに、階下に居室があるバルコニーは屋根としての機能が求められます。

 

どういう意味かは、授業で。