2級建築士受験講座講師のブログ

二級建築士試験受験講座で製図対策の講師をやっています。

2級建築士の試験と窓などの開口

2級建築士設計製図試験の対策講座を運営中です。

 

生徒さんからすごく良い質問を受けました。

 

「試験の場合、窓はどこまで付ければ良いんですか?」

「法定採光にかからない所は窓無くて良いんですか?」

 

素晴らしく良い質問ですよ。

全員に次回お答えしようと思います。

 

だって、窓を書くところが少なくて済んだら絶対にです。

すごいところに気が付いちゃいました。

 

でも、私自身は、そこは、そうはいかないと考えています。

公表されている審査基準を読むと

 

採点のポイントとして、その年の特記事項のほか

「計画一般」を審査すると言っています。

 

そして、採点結果として

2級建築士として備えるべき

「建築物の設計に必要な基本的かつ統括的な知識及び技能」

の有無を審査すると書かれています。

(原文のままです)

 

そうなると・・。

たとえば・・。

外壁に面してるのに階段室の2階部分に窓が無く、昼間でも真っ暗闇な階段とか。

外壁に面しつつ換気扇マーク書けば良いでしょと一切窓の無い水回りとか。

特殊な事情でもなければ住宅では考えにくい。

そういうものを頻発させれば、そこに触れる可能性が、否定できません。

 

たとえ試験であったとしても

建築士としての、良心や、良識を裏切らない設計をお勧めしたいです。

 

もう少し具体的なお話は、また授業で。