こわい、こわーい かいだんの話
かいだんが怖いと言えば。「怪談」・・
いえ、2級建築士製図試験のことですから「階段」です。
階段は、建築物の重要な要素です。
2級建築士の試験でも、最も気を付ける必要があるもののひとつです。
私の過去の生徒さんでも、授業でとてもできる方が不合格に。
「作ったプランも良くできている。」
「なぜ?」「どこで?」
と、思われたものが、よく見たら階段が1階と2階で1マスずれていた。
などということが、ありました。
途中で、プランを微調整した時にうっかり修正ミスをしてしまったそうです。
上下階の重大な不整合は、欠陥住宅になっちゃいますからデリケートなのです。
その他にも、段数を確認したら基準法に合っていないとか、
上ろうとすると梁に当たるとか、
不適切な省略などで段数が不鮮明になっているとか。
(不適切な省略とは段数が確認できない状態になる省略です。)
階段の設計の不備は、それだけで不合格になる可能性もある、
ものすごーく注意の必要なものとなっています。
「かいだんは怖い」をお忘れなく。