建築士受験講座の製図講師をやっています。
二級建築士製図試験の図面のことを書いています。
所要時間は本番の試験での目標時間です。
部分詳細図です。
作成所要時間の目安は20分ぐらいです。
過去にあった矩計図のうちのどこかの部分が要求されるというものになっています。
過去にあったというのは、
矩計図という図面が十数年前までは二級の製図試験で100%出題されて書くことが要求されていたという事なのです。
近年は断面図と部分詳細図に要素が分けられています。
どこか、というのは、
「基礎と床の部分」
「2階床梁と2回床組み1階天井の部分」
「小屋梁と2階天井と屋根仕上げの部分」のいずれかです。
過去にあった矩計図は、基礎の下から2階の屋根の上まで。
1階と2階の部屋の内部まで含めて
全部書いて40分ぐらいで仕上げる必要がありました。
それと比較すると、じつは、かなり楽なのです。
実は、作成手順にコツがあるので、大丈夫。
型板とかの使い方の工夫でも手間が省けます。
要求されている部分を見極めることが重要です。。
何を書いているかを見失わないトレーニングで対応できます。
ただし、いくつかのパターンで書けるようにしておく必要があり、
木造建築の理解に苦手意識を持ってしまうと手ごわい課題になっています。
書くまではどうなってるかわかりにくい図面ですが書いてみると意外と簡単。
気楽に取り組めるようにしたいです。。