2級建築士受験講座講師のブログ

二級建築士試験受験講座で製図対策の講師をやっています。

二級建築士製図試験での外構の設計

二級建築士製図試験での外構の設計

 

エスキースについて、少しお話を書きました。

エスキースの中でも、後回しにされてしまいそうなものが外構計画です

でも、とても重要なものなのです。

 

平面計画の中での外構のお話です。

普段、接している実務のタイプによっては、配置までは意識が行っても、外構となると少し疎くなってしまうという場合があります。

建築士の製図試験はどうなのでしょうか。

 

例えば、平成29年度の本試験での評価基準を読んでみると。

外構のことは、こう書かれています。

 

「計画一般(敷地の有効利用、配置計画、動線計画・・・・)」

これは、毎年入っている項目です。

さらに試験問題文の要求図面の記入要求の要素として

 

「道路から建物へのアプローチ、屋外スロープ、駐車スペース、駐輪スペース、家庭菜園・・」

などと続きます。

加えて、塀や門、植栽の記入も要求されます。

 

この十年くらい特に「外構プラン」の表現をはっきりと要求されています。

普段から、建物を見るときには外構計画も意識しておきたいです。