令和元年 2級建築士製図試験の実施内容を分析しました。
教室としての見解を作成していたので、ブログでの発信は今日から。
9月15日に2級建築士製図試験が行われました。
その内容を統括・分析したいと思います。
最終的には挿絵などを加えてまとめブログのほうに持っていきたいのですが。
取り急ぎ、分析開始です。
また、まとめブログの方への更新は、私が所属する教室を追い越すことはできないので、そのHPでの図面発表後になります。
受験生の皆様はもちろん、私たち講師にとっても、この分析はとっても大事
次の授業に絶対に役にたてて行かないと。と思います。
まずは、所感
長いこと、この仕事をやってきましたが、今回の課題はものすごく多要素でした。
たくさんのことを問題からキャッチしなくてはならなくて。
とても、盛りだくさんの出題でした。
また、はっきり言わない要求がけっこうあって。
複数の受け取り方が出来てしまう項目が複数ありました。
たとえば。事務所が上足か下足か。
通常「下足利用」と指定されなければ、
あくまで「原則は上足」という考え方はありますが今回は事務所。
そうなると「上足が当たり前」とまでは言い切れません。
「事務所に玄関があって下足入れの設置があるので上足と見る」
のが妥当ですが。
ただし、上足とは書いてはいないので、ちょっと不安になるところ。
しかも。今回は車椅子要素なんかも含んでいます。。
はっきり書いてくれちゃえばいいのにね。
受験前に生徒さんに送った言葉は
「エスキースに大事なのは勇気」
はっきり書ききってくれない問題部分に対して
勇気をもって決断することが重要な試験でした。
明日から、数日にわたって、個別項目
ごとに分析していきたいと思います。