2級建築士受験講座講師のブログ

二級建築士試験受験講座で製図対策の講師をやっています。

2級建築士の製図試験の推移(1)

 2級建築士の製図試験の推移のお話です。

 

こんなこと書いて良いのかなと思うテーマをひとつ・・・。

 

25年受験対策をやっていて。

ものすごく試験の様子が変化しています。

そりゃあもう、すごい変化です。

 

ここから。何回かかけて、その話題を書いて行きます。

 

まずは、概要的なものなのですけれど。

20年以上前は、「あまり理解出来ていない受験者」でも

「マニュアルに沿った対策」が出来れば合格できる

 

そういうイチかバチか受験が成功するケースが、

わずかながら正直在りました。

 

受験資格さえ整えば、素人に近い知識でも取得不可ではない資格

と、言えなくもない可能性がありました。

受験資格は必要なので、全く素人というわけには行きませんが。

 

現在では、そういうことは、ちょっと無いです。

充分な理解や技能が必要な、本来の姿になっています

 

その古い過去の状況が有るために、

若い受験者さんが、設計事務所の先輩方から。

「二級は、すぐ取れるでしょ?」

「受験学校行けば簡単に取れるよ」

などという、心無い誤解とプレッシャーを受ける場合もあります。

 

そういう、プレッシャーに逢っても気にしないことが大切です。

状況は、すごく変わっていますから。

 

そこに惑わされると「こんなはずじゃない?」

という焦りにペースが乱されます。

冷静に受け止めて、必要な「対応力」を付けなければ!!

 

そう。「対応力」

私が感じる、大きな変化のひとつが

「対応力が求められる」要素が増えたという事。

そこのところ、どういうことか書いて行きます。