時々、お尋ねされるのが、受験講座は試験の特別な情報を教えてくれるの?という質問。
こらこら、国家資格試験ですよ。
情報は平等です。
みんなが知らないことは違法な漏洩が無い限り、事前に知りえることではありません。
正直なことを言うと20年以上前には、グレーな印象を持った例もありますが。
国家試験の情報漏洩なんて、本当にあったら大事件です。
大きなスキャンダルになっちゃいます。
そこを期待することは、もちろんできません。
「うちは、ここだけの特別な情報があるんですよ」
なんてことを言う講座があったら危険かも。
ですが、知っているとかではなく、経験上の予想や分析をすることは可能です。
「こういう表現とおなじ表現のあった年の問題はこういう事だった」みたいなものや、
「過去こういう表現はこういう傾向の問題が出ている」など。
私も練習課題に作った問題が、実際に出題された問題にそっくりだった経験が何度かあります。
過去の分析から作った練習問題でした。
事前に「これが出そう」なんて公表していたら、疑われかねないそっくりでした。
ただ、「これが出ますよ」とは、言えません
もちろん、それはわからないですから。
結果そっくりのものが出ちゃったら、後で、塾長と一緒に、ただ大笑いです。
「まさか、これだったのかー」って。
逆に「これだろう」とか「これは無いでしょ」とかの予想が外れちゃう時も、もちろんあります。
なので予想が外れても対応できるように幅広いプランをトレーニングします。
参考となる過去の試験の標準的プラン案は、誰でも知りえます。
公式に発表されますから、これも平等な情報です。
ところで。
公式発表では標準的な模範プランは公表されますが、
その他の設計図書の模範は公表されません。
「公表はしない」ということが発表されています。