二級建築士の製図試験はいったいどういうものかという件の続き、2回目です
講座が始まった1回目、生徒さんからお尋ねされたことがあります。
まずは予想課題で図面一式を製図練習でそのままトレースしていただいた時のこと。
「これだけ書くのは、かなり大変ですね」
「これを、このまま当日時間内内に、書けるように練習するわけですね?」
え、あれ?なんかちょっとニュアンスが違います。
プランは自分で、試験会場でその場で作ることになるし、立面図も断面図も、その作ったプランのものを自分でその場で設計して書くのですよ。
「え~っ・!」「あり得ないです。このまま書くのだって、大変です」
その通りです。
お気持ちお察しします。
そう勘違いしてもおかしくないくらいの要求図書のボリュームなのです。
その大変な要求図書については6月の発表を待たないと確実なことは言えません。
ですが、一昨年の木造で要求された要求図書は
1階平面図 兼 配置図
2階平面図 (兼 屋根伏せ図)
2階床伏図 兼 1階小屋伏せ図
立面図
断面図
部分詳細図
面積表
仕上げ表
設計の要点(主旨書)
これを4時間半程度で全部仕上げるという。
とんでもない試験です。
でも、文句を言っても問題の解決になりません。
受け入れて練習することになります。