2級建築士受験講座講師のブログ

二級建築士試験受験講座で製図対策の講師をやっています。

思い当たらない落とし穴の話(1)

思い当たらない落とし穴の話

 

この話題は、2年目3年目の受験者が不利なことがあるかという話題の続きです。

 

2年目3年目受験が不利なことは無いと思います。

ただ、ちょっと、注意は必要なことが有るかもしれません

・・・というお話、

 

製図試験がうまくいかなかった方の場合で

原因に思い当たることが無いという生徒さんがいらっしゃいます。

 

思い当たるというのはどういうことかというと。

 

第一には、完成できなかった場合

第二には、図面の規格そのものを間違えた場合

     立面図の方位間違いとか、図面の記入枠を間違えたとか。

第三には、大きな構造ミスをしていた場合

     木造の限界を逸脱したり、1階と2階で階段がずれていたり。

第四には、テーマを抜かした、または違反した場合

     メインのテーマとなる対象の部屋の条件が整っていないとか。

第五には、明らかに何か、所要室とかの条件を間違っちゃった場合。

     ちょっとの間違いはも、相対的に大きく響くこともあります。

 

そういう、思い当たる失敗が無いのにも関わらず、

うまくいかなかった場合は、本当に悔しいです。

もちろん、思い当たったって、すごく悔しいですけれど。

 

そういう生徒さんが講座にいらしたときには、

何度か複数の課題をやっていく中で原因を探っていきます。

 

そうすると、経験上「原因はここかなー」

と思うものがある場合もあります。

ただ、そこが、すぐ解決できる場合と出来ない場合とあるのですよね。

そして、すぐ解決できない場合が多い印象です。

「もう少し早く、お会いしたかった」と思う場合も。

 

その要因は、本当にいろいろで様々です。

生徒さんたちに失礼にならない程度に。

また、個人情報に触れてしまわない程度に。

ちょっとだけ例をご紹介してみます。