合格のための図面のランクのこと
前回から続いての合格率という話をもう少しです。
合格のためのランク付けのことです。
ちなみにですが、この辺の知識を持っていても有利とかは関係ありません。
公式に公開されている情報でもありますし。
準備演習をするための心構えの足しになる程度の話題です。
合格判定の結果は受験生に ランク「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」で通知をされます。
合格できるのは ランクⅠだけ。
ランクⅠは「知識と技能を有する」
ランクⅡは「知識と技能が不足している」
Ⅲは著しく不足、Ⅳは重大な不適合となります。
が、実は、受験者全体の7割以上はランクⅠとⅡです。
ギリギリのところに、分かれ目がある印象です。
ひとつ前の項目で書きましたが合格率は発表されていまして。
この辺り全体情報は、ホームページで見ることが出来るのです。
合格、つまりランクⅠに分類されるものは、製図試験受験者の55%前後。
ランクⅡは本当に惜しい状況です。。
図面がそろっていないという状態は要求に対する重大な不整合に該当してしまうと明記されています。
未完成は、即、ランクⅣの可能性があるという事です。
まず、大きな前提として完成はさせたいです。
完成できたら、少なくとも半分以上合格できる試験だとも言えます。